【静岡市】ダイヤル式金庫の開錠
ダイヤル式金庫の開錠
ダイヤル式金庫の開錠に行ってきました。金庫の持ち主はご依頼主様のお父様で、お倒れになられて急にお亡くなりになられたそうです。まだまだ生きると思っていたこともあり、どなたにも金庫のナンバーはお伝えにならず、メモも見つからなかったとのことで、49日も過ぎたので、開錠をして欲しいとのことでした。開錠に当たってはご依頼主様のご兄弟も立ち会われるとのことで、1週間後の土曜日の午前中指定でのご依頼でした。
ご依頼主様のご実家にあたる家に伺うと、皆さんお揃いでした。もしかしたらしんみりした雰囲気かなと思ったのですが、笑い声もあるとても明るい雰囲気でした。お父様のお人柄が偲ばれます。少しいかがですかとビールもお勧めいただきましたが、車で来ているので失礼させていただきました。その後、金庫を見せていただき、お見積もりをし、早速、作業に入らせていただきました。たびたびご依頼をいただいている作業なので、思いのほか、スムーズに開錠をすることができました。開錠後、開ける際に分かった暗証番号をお伝えすると、お母様が驚かれていました。どうもお母様ゆかりの番号だったようで、最後まで愛妻家ぶりを見せつけてくれるよと、皆さん、おっしゃっていました。
暗証番号の管理はとても難しいです。しかし、誰もが突然この世を去る可能性があります。信頼のできるご家族などがいる方は、管理している場所くらいはお伝えになっていると良いかと思います。